ダイエットブログ

デブです。猫になるためにダイエットします

読書感想文_クラウドエンジニアの教科書

クラウドエンジニアの教科書を読んだ。
なぜ派遣会社に務める一般事務の私が読むことになったかと言うと、最近入社する後輩の方々が揃って「クラウドエンジニア」になりたいと言うからだ。

クラウドのクの字も知らない環境で働いている私は、それを聞いたとき「クラウドエンジニアってなあに?」と思いつつも、知ったかぶりをして「はーん。あれね。クラウドのあれね!良いよね」とお茶を濁すことしかできない。

白い目でこれ以上見られたくない、先輩の威厳を保ちたいと思った私は、その謎を解明するためアマゾンの奥地に向かうでもなくインフラエンジニアの教科書でお世話になった佐野さん(ハートビーツの方々)の新刊を読むのであった。

・読後の感想
クラウドエンジニアの何がわからないって、その定義だ。文字のごとく雲のようにふわふわしている。
クラウドエンジニアの教科書には下記のように定義している。

クラウドエンジニアとは、クラウドサービスにおけるシステム設計、構築、運用などを担当するエンジニアのことを指します。
クラウドエンジニアの教科書P.42

すごいシンプル。これなら覚えやすいし、後輩に知ったかぶりもできる。

またこの本にはご丁寧にもクラウドエンジニアが目指す方向性も記載してある

①基本サービスの利用に長けたクラウドエンジニア
②応用サービスをよく知っているクラウドエンジニア
③特定分野に特に長けたクラウドエンジニア
クラウドインフラからアプリ開発までカバーするフルスタックエンジニア
⑤組織の管理者
クラウドエンジニアの教科書P.45

もうこの序章だけで私の目的は達成したと言っても過言ではない。
クラウドエンジニアの定義も、何を目指して学習したら良いのかわかり、後輩に知ったかぶりで言える会話デッキが完成した瞬間であった。

早くも真理にたどり着いた私であったが、あと250ページも残っており、もったいないので他も読み進めることにした。
その他の章も初心者には天一のこってり並に濃い内容だった。
クラウドを使う上での基本知識をハンズオンで学習したり、
実際の使用されているサービスの利用例が上げられており、自分の現場ではどう利用したら良いか妄想できるといった遊べる内容盛りだくさんの本だった。

今日は悩んでいた後輩への会話デッキも完成したし、新しいことに触れられ大変満足した一日だった。
頑張った自分へのご褒美に白川通りに行き本場の味を楽しもうと思う。
それでは。